令和3年3月8日、長崎県・小値賀町議会がイクボス宣言を行いました。
イクボス宣言書
こちらが同議会のイクボス宣言書。下の画像をクリックすると拡大してご覧になれます。(PDF形式で開く)
小値賀町議会からのコメント
本日の会議で、小値賀町議会として「イクボス宣言」を発議し、決議されました。ファザーリング・ジャパンによると、議会で宣言するのは、全国初ではないかということです。
もともと、議員一般質問において町職員の働き方改革を議論したときに、「イクボス宣言をするべきでは」と問いかけました。その返答が、「まだ条件がそろっていないので、でき次第したい」というものでした。
町執行部だけにイクボス宣言を迫るのではなく、わたしたち議員自らもイクボス宣言すべきではないかということで、全協等で議論を重ね、発議として議決することになりました。
狭義的には、議会事務局を中心とした議会組織においてイクボスになろうという意味があります。事務局職員あるいは、女性議員や若い子育て世代議員が入ってきたときに、それぞれのワークライフバランスを前提としていかなければなりません。また、議員という仕事は、様々な町民や支持者と対応することが多い仕事で、その場合にも相手に対してイクボスとして対することが当然必要になると考えます。
まずは議会からイクボス宣言をおこない、町執行部や町内各事業所、各種団体などがそれぞれイクボス宣言をするようになれば、やがては町内全体としてイクボスが広まることで、子育てやワークライフバランスに配慮した生き生きとした地域社会になっていくのではないでしょうか。そのきっかけになっていきたいと考えました。
議運長から発議の趣旨説明がなされ、賛成討論に2名が立ち、その後議員全員の賛成により決議されました。
是非、小値賀をイクボスの島にしていきましょう!
議院運営委員会委員長 近藤 隆二郎
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