イクボスの必要性を認識し、積極的に自社の管理職の意識改革を行って、新しい時代の理想の上司(イクボス)を育てていこうとする企業のネットワーク「イクボス企業同盟」。
8/11、第一生命保険株式会社が、新たに加盟することになりました。これにより加盟社数が25社となりました。
今回の加盟にあたり、同社が発表した8/11付ニュースリリース「イクボス企業同盟への加盟とワーク・ライフ・バランスに向けた取組み [PDF]」では次のように説明されています。
「当社は、ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けた環境整備のため、『ファミリーフレンドリー制度の充実』と『ワークスタイルの変革』を2本柱としてワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいます。今般の『イクボス企業同盟』への加盟を機に、ワーク・ライフ・バランスに向けたさらなる意識向上・風土醸成を進めていきます。」
また同社独自の「イクボス 10 か条」を定めるなど、これからの同社のさらなる躍進に期待大です!
【第一生命のイクボス10か条】
1. 理解
部下一人ひとりの状況を理解し、ライフ(一人ひとりがプライベートで大切にするもの)に時間を割くことに、理解を示していること。2. 知識
ライフのための社内制度(育児休業、介護休業など)を理解し、適切な対応、アドバイスができること。3. 実践躬行
ボス自ら、ワーク・ライフ・バランスを重視し、人生を楽しんでいること。4. 価値観の共有
ライフの充実をはかることがよりよいワークにつながるということをボス自身が強く認識し、組織に浸透させていること。5. ダイバーシティ&インクルージョン
メンバーの個性を活かし、一人ひとりがいきいきと前向きに働ける職場作りに取り組んでいること。6. プロフェッショナル
組織全体で革新的な取組にチャレンジし、メンバー一人ひとりが価値創造に向けたPDCAを回して、常に変革していること。7. チームワーク
休暇取得者が出ても、組織内の業務が滞りなく進むよう、組織内の情報共有や業務の見える化、チームワークの醸成を日常的に行っていること。8. ワークスタイル変革
部下がライフの時間を取れるよう、会議や資料の削減、意思決定の迅速化、権限委譲など、組織として生産性向上に務めワークスタイル変革を進めていること。9. 価値創造
ワークで成果を出し、「イクボスの率いる組織は業績も向上する」ということを実証していること。10. 好事例共有
ライフを重視した経営を実践し、周囲にもその取組みや効果を共有し伝播していること。今後もさらに「イクボス企業同盟」のネットワークを広げていきます。
日本の企業社会にイクボス・ムーヴメントを作って、働き方を改革していきましょう!