[結果発表] 第二回イクボス充実度アンケート調査

【イキマネコラムvol.41】働く母親は、子どもの病気や学校行事で仕事を休むことが多いので大変だと思う?

[公開日] [最終更新日]2021/04/22

【イキマネコラムvol.41】働く母親は、子どもの病気や学校行事で仕事を休むことが多いので大変だと思う?

『イキマネ』とは、女性が「イキイキ」「活きる」マネジメントのこと。
組織の中で女性本来の良さが発揮できるマネジメントを目指すこの手法について、ハピレボプロデューサーであり、株式会社オフィスat 専務取締役の阿部博美氏による連載記事を配信します。
(※)このコラムでは、イクボスを推進するプロジェクトメンバーによる寄稿記事を配信しています(記事一覧)。

 




仕事と子育てとの両立は確かに大変です。けれども、それは母親だけの仕事でしょうか。「子育て=母親」と即結び付けるのは、よくありがちなアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)です。過度な配慮につながらないよう注意が必要です。

働きながら、子どもの病気対応をしたり学校行事などに関わっていくことは、簡単なことではありません。けれども、それは母親だけが担っていることではなく、父親にも求められることです。授業参観のために父親が休暇申請を出すことに違和感を持つ上司は、さすがに少なくなったと思います。とは言え、「子育て・地域活動=母親・女性が担うもの」といった意識はなかなか根強いものがあるのではないでしょうか。

【イキマネコラムvol.41】働く母親は、子どもの病気や学校行事で仕事を休むことが多いので大変だと思う?
こちらは家事の分担についてのグラフですが、年代が下がるにつれ夫の分担率は高くなっており、夫婦のあり方は大きく変化してきています。

ですから、学校行事などは「夫と協力しているので特に大変なことはない」場合も大いにあります。もちろん「シングルマザー/シングルファザーで、誰かに協力を得ることは難しい」などの場合もありますから、状況は人それぞれです。

問題なのは、「学校行事に参加するのは母親の仕事」といったように、固定的な見方や思い込みが過ぎると、「パターナリズム」による過度の配慮を生む原因となる可能性があるということです。

 

👉今回のPOINT

1.子育てや地域活動は母親・女性が担うものという意識はアンコンシャスバイアス
2.夫婦間での子育てや家事分担意識は、若い人ほどフラットに近づいている
3.ステレオタイプを捨ててパターナリズムに陥らないように

 

 

このコラムでは、組織の中で起きがちなミスコミュニケーションを軸に、様々なポイントやコツをお伝えします。ぜひ違いを知って、新しい視点を楽しんでみてください。

そして、女性たちが存分に能力を発揮でき頼もしい戦力となることで、力強い組織となるためのサポートとなればと思います。

 




<阿部博美・プロフィール>

阿部博美
株式会社オフィスat 専務取締役/ハピレボプロデューサー。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。

自称「女ゴコロ翻訳家」。男女の本能からくる意識や行動の違いを、様々な具体的場面に落とし込み、お互いの理解を深め相乗効果を上げることを目指す。企業活動の中では、女性客の本音を翻訳しマーケティング設計に繋げ、組織の中では、お互いの強みを活かし合える風土づくりに繋げている。
現在、女性目線を専門とするマーケティング会社を経営。商品やサービスについてはもちろん、近年は採用ブランディングや女性活躍推進の相談を多く受けている。それらの中で、女性社員や外部の主婦など、女性チームをマネジメントする場も多い。新卒から15年間携わった人材派遣業界での女性マネジメントや、派遣先企業と派遣スタッフとの間での翻訳経験が非常に役立っている。