(昨年7月のみやざきイクボス宣言の様子|写真:宮崎県)
2016年7月、宮崎県の河野知事および県内全26市町村長が、「みやざきイクボス宣言」を行いました。あれから一年が経過して現状はどうなっているのか?
男性育休取得率3.4%⇒6.9%
7/6地元メディアの宮崎放送が、現在の状況を下記のように報じました。県がまとめた労働条件実態調査によりますと、男性の育児休暇の取得率は2014年度は3.4%。昨年度は、その2倍にあたる6.9%に増加しました。また県が推進している、仕事と家庭の両立応援を宣言している県内の事業所は2014年度末では501社でしたが、今年度に入り伸びを見せていて6月末現在、700社まで増えています。
仕事と家庭の両立について県の職員は、「帰りやすい雰囲気になった」「働く時間が短くなり、心身ともに楽になった」などと回答しています。
県内企業等へのイクボス普及・啓蒙
また県の公式HPには県内でのイクボスの普及について、下記のような取り組みを行っていくことが書かれています。今後は、知事・市町村長が、各組織の長として、これまで以上に、子育て等を行なう職員等を応援し、自治体の長として、仕事と家庭の両立応援企業を募集するなど、県内企業等における「イクボス」の普及・啓発を図ります。
なお放送された内容は下記のページにて全文ご覧になれます。今後の宮崎県に要注目です。
【リンク】イクボス宣言から1年…現状は(宮崎放送 2016.7.6)