平成28年9月9日、小池百合子都知事は定例記者会見の中で、都知事をはじめとする都のすべての管理職が「イクボス宣言」を行うことを発表しました。
以下、記者会見録より。
「そこで東京都として進めていくためには、まず上司から変えなきゃ駄目でしょということで「イクボス宣言」を管理職、全ての管理職にこのイクボス宣言を宣言してもらうという、その段取りを取らせていただきたいと思っております。来週の月曜日に、東京都庁の管理職400人ほどおりますけれども、まずそこで私自身がイクボス宣言をする、そしてこの400人の管理職のボスたちにイクボスになっていただくということで、まずそこから始めていきたいと思います。
ライフ・ワーク・バランスというふうに申し上げておりますけれども、ぜひ都庁からそのライフ・ワーク・バランスを確実にしていく、そのためにやっぱり上司、皆さんのところもそうでしょう、上司が変わらないとなかなか変えられないと思いますので、そういった意味で上司から変えていくということでございます。
ということで、このイクボス宣言、いろんな工夫もしていきたいと思いますが、もっとも私いろんなことを今都庁の職員に投げておりますので、残業がかえって増えているという現状かもしれませんが、いずれにしましても大きな流れとしてライフ・ワーク・バランスをこの東京都庁で実現していきたいと思っております。」
なお東京都の公式サイトによると、全管理職の「イクボス宣言」のキックオフとして、9月12日にまず小池知事が宣言する予定とのこと(下記リンク参照)。当日の宣言の模様は改めてお伝えします。
【リンク】東京都は、すべての管理職が「イクボス」を目指します!(東京都公式サイト 2016.9.9)