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【イキマネコラムvol.3】「部下が全員女性。仕事をする上で苦労している」という経営者の悩み

[公開日] [最終更新日]2019/06/13

【イキマネコラムvol.3】「部下が全員女性。仕事をする上で苦労しています」という経営者の悩み

『イキマネ』とは、女性が「イキイキ」「活きる」マネジメントのこと。
組織の中で女性本来の良さが発揮できるマネジメントを目指すこの手法について、主婦力プロデューサーであり、株式会社オフィスat 専務取締役の阿部博美氏による連載記事を配信します。
(※)このコラムでは、イクボスを推進するプロジェクトメンバーによる寄稿記事を配信しています(記事一覧)。

 




「部下が全員女性で、仕事の進め方や依頼の仕方で苦労している」

先日、そんなお悩みを耳にしました。

この問題については、しょっちゅう聞かれることなので即答できます。

「リーダーシップの形を変えてください。」

 

リーダーシップには様々な種類がありますが、恐らく、現状のリーダーシップが女性たちに合っていないのだと思われます。

まずはリーダーシップの特徴について理解しておきましょう。

武将型

成果を出すことに重きを置く
獲物を獲得するまで追い続けるサメタイプ

父親型

父のように愛を持って、厳しく部下を育てる
本人のためなら谷へも落とす獅子タイプ

母親型

母のように優しく部下を育てる
感情や人間関係を大切にし、抱いて育てるカンガルータイプ

教師型

知識や分析を重視し、客観的に部下を育てる
冷静に考えるフクロウタイプ

コーチ型

チームワークを大切にし、チームメンバーの意見や創造性、
力を引き出す仲間と、一緒に楽しんで泳ぐイルカタイプ

 

女性に一番適しているのは「コーチ型・イルカタイプ」です。

ところが、男女問わずに「あなたの上司はどのタイプですか?」と聞くと、ほとんどが「武将型」と答えます。

そして、「どのタイプの上司が嫌ですか?」と聞くと、これもまた「武将型」なのです。

 

あなたはどのタイプでしたか?

 

女性の場合、ヒエラルキーの概念があまりありません。

(中には、体育会で強烈に鍛えられた人もいますが)

上司の命令だから従うのは当たり前だろうという考えは通用しません。

自分の腑に落ちなければ、テコでも動かないのはそのためです。

しかも、「上司の言うことが聞けないのか」などと肩書を振りかざすようなことは、最も嫌われますし全く効果はありません。

 

ですから、仕事を依頼する時には、彼女たちの「腑に落とす」ことを省いてはいけません。

丁寧に説明をして納得させれば、きっと期待以上の仕事をしてくれるはずです。

 

最初は面倒くさいかも知れませんが、手を抜くことは危険ですから慣れましょう。

これまで「武将型」に従うふりをしていたかも知れない男性たちも、生き生きとしてくるかも知れません。

 

【イキマネコラムvol.3】「部下が全員女性。仕事をする上で苦労しています」という経営者の悩み
ちなみに、電車で隣り合わせになって話しかけてくるのは、大抵おばさんですよね。

そんな風に、年齢や肩書に囚われずにすぐに打ち解けられる女性たちの感性は、他社とのシェアやコラボ、自由な発想のアイディア出しなど今の時代に非常にマッチしていて、利用価値が大きいことも付記しておきます。

 

そして、もうひとつ重要な点があるのですが、、、

長くなるのでそれはまた次回に。

 

 

このコラムでは、組織の中で起きがちなミスコミュニケーションを軸に、様々なポイントやコツをお伝えします。ぜひ違いを知って、新しい視点を楽しんでみてください。

そして、女性たちが存分に能力を発揮でき頼もしい戦力となることで、力強い組織となるためのサポートとなればと思います。

 




<阿部博美・プロフィール>

阿部博美株式会社オフィスat 専務取締役/主婦力プロデューサー。産業カウンセラー、キャリアコンサルタント。
大卒後人材派遣業に携わり、マスコミ・イベント業界を中心にした派遣の営業・マネジメント・教育を経験。登録のために面接した女性の数は数千人を越え、適材適所と女性のマネジメント術を身につける。社内異動によりマスコミの広告営業を経て、2003年女性視点に焦点を当てたマーケティング会社に転職。その後独立を経て2014年に株式会社オフィスatを福岡市で共同創業。マーケティングを切り口としながら、企業×女性×社会の三方よしをテーマに事業展開を行っている。2012年NPO法人ママワーク研究所設立メンバー。「女性と仕事」が一貫したテーマ。