11/4(金)、福岡市内にて公開講座②「イクボスが日本を変える」が開催されました(主催:福岡県および福岡県女性財団)。9月に開催した1回目の講座に続く2回目の開催となります。
今回は、男性の立場から子育て支援に関わる様々な活動を推進しているNPO法人ファザーリング・ジャパンの塚越学理事が講師を担当し、「多様な人材の活かし方」をテーマにワークショップを織り交ぜて講義が行われました。
塚越さんは、(株)東レ経営研究所でダイバーシティやワークライフバランスについて研究されている方で、「多様な人材を活かすマネジメントとチーム戦略」と題した講義では、各種統計データなども駆使して、今後の事業所経営における「イクボス的マネジメント」の必要性やそれを実現していくための実践的方法などについて、説得力ある説明がなされました。
また、他人との違いを認識するためのミニテストを行ったり、部下のマネジメントの良い事例とNG事例を比較したビデオ映像の上映もあり、参加者の理解を深める工夫が随所にありました。
(写真・文:あすばるスタッフブログより)
受講者からも、
「イクボスは時代に必ず必要になると感じた。これから経営、マネジメント、人生に活かしていきたい」
「とくに女性へのマネジメントについて『なぜ、そうなのか』を明確にわかりやすく示してくれて腑に落ちた」
などの声が上がっていました。
さいごに
今回の講座も九州イクボスプロジェクトのメンバーも協力団体として企画段階から携わり、多方面の方々からご支援をいただきながら無事開催にいたりました。関係者の皆様、ありがとうございました。九州ひいては日本の働き方を変えるべく、引き続きイクボスの推進活動を継続していきます。